お知らせ

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LED導入によるコスト削減効果

2021/06/07

今すぐにLED照明の交換からコスト削減をはじめませんか?
LED照明は入れ替えるだけで電力消費量が下がり、電気代削減の効果があります。その効果は毎月の電気代に反映されますので「入れ替えるなら早めがおすすめ」です。それだけではありません。今使っている蛍光灯が手に入らなくなるかもと聞いたらどう思われますか?


そもそもLEDとはLight Emitting Diodeの頭文字。文字通り「光る半導体」の略称のことです。また発光ダイオードとも呼ばれています。特に2011年3月の東日本大震災以降は電力供給の不安定要因が節電意識を高めることとなり、電力消費構成の大きい照明分野での省エネが注目されました。赤や橙、黄緑などのLEDは1950年代以降実用化され、主にインジケータなど表示用に使われましたが、白色にならないので照明用には使われませんでした。1879年には白熱灯が、1938年には今も活躍している蛍光灯が、そして1996年には現在のLED照明の原型となる青色LEDが誕生し実用化。1996年には黄色の蛍光体と組み合わせ白色に光るLEDが完成したのに伴い、今や従来光源を用いた照明器具を凌ぐほどに、急速に広まっています。あかりの歴史は、このように進化を加速させています。


 

LED照明のメリットは、大きく分けて次の5つがあります。

① 寿命が長い。
従来の照明に比べ寿命が長いことです。例えば1日10時間点灯した場合、白熱電球は3~6カ月、蛍光灯は約3年7カ月である一方、LED照明は約11年持つ計算になります。また、蛍光灯は頻繁につけたり消したりすると寿命が縮む可能性がありますが、LEDにはそのデメリットがありません。

② 人や環境に優しい

人には見えない紫外線や赤外線をほとんど含まず、可視光が効率よく得られ、紫外線による商品の退色や赤外線による熱的ダメージを軽減されます。デパートなど日光が当たらない場所で、長期間商品を商品を陳列していると光が当たった部分だけ退色することがあります。照明に使われる光源は、太陽光ほどではありませんが紫外線を出すからです。白熱電球、蛍光灯、水銀灯はすべて紫外線を放出していますが、LED照明は、紫外線を含みません。(短時間これを浴びたからと言って、人の肌が日焼けするようなレベルのものではありません。)

③ 少ない消費電力で明るく点灯するので効率が高い。
LEDは従来の蛍光灯に比べ電気料金の削減効果があることも特長です。従来の蛍光灯と比較してみると、直管蛍光灯が40Wなのに比べ、交換品として使われる直管形LEDランプは14.9Wと約6割電力が削減できます。もちろんその分電気代が下がるので、蛍光灯が複数使われているオフィスフロアや、工場などでは大きなコスト削減効果が見込めます。一般的に、400Wの水銀灯の場合、1灯およそ年3万円の電気料金がかかりますが、これをLED照明に変えることで、およそ1万円程度(約77%)に削減できます。

④ 低温でも瞬時に点灯する。
蛍光灯は点灯させてから一瞬で最大の明るさになるわけではなく、じわじわと明るさが増していき最大の明るさになりますが、LED蛍光灯は点灯直後から一気に最大の明るさになり、時間のずれが生じていません。

⑤ LED照明は環境負荷物質(水銀や鉛など)を含まない。

最近では企業の社会的責任がよく取り沙汰されるようになりました。
環境負荷物質(水銀や鉛など)を含まないLEDは環境に優しく、CO2の削減に貢献もでき、企業の社会貢献の一つとしても重要な役割を担うものにつながります。


なぜ照明のLED化が急がているかという事情は、電気料金削減の視点だけではありません。蛍光灯が手に入らなくなる!?可能性があるからです。

①水銀灯生産終了
国際条約である「水俣条約」によって2020年12月31日以降、水銀灯の製造・輸出入が禁止されました。つまり、交換用ランプが手に入らなくなるということです。突然切れたら・・・・想像するだけでも怖いです。

②蛍光灯器具生産終了
経済産業省が打ち出した「新成長戦略」「エネルギー基本計画」によりますと、これまで照明器具として使われていた蛍光灯器具や水銀燈の生産を2020年中に終え、高効率次世代照明といわれるLED照明や有機EL照明の生産に100%切り替えることを目指すとしています。これにより国内メーカーは蛍光灯器具の生産を終了しており、経済産業省機械統計データによると、蛍光灯自体の生産本数は過去5年間で約4割減少しています。蛍光灯などの照明器具は10~15年が寿命です。10年を過ぎた照明器具は、外観だけでは判断できない器具内部の劣化が進み、故障しやすくなります。価格高騰や故障した場合、最悪交換できないことが考えられるのです。


 

LED照明への切り替えは早い方が良いということがおわかりいただけたと思います。蛍光灯を変更してかなり経つという事業所様は、安全性の面からも早めにご検討ください。

「そろそろLED照明に交換したいが、どうすれば良いかわからない…」LEDの助成金・補助金・税制活用などを利用できることがあるため、私達は、この制度の支援も行っています。お客様の環境に合わせて最適なご提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。


最後にLEDは照明用途の他にも車載、通信、植物育成、医療など様々な分野での展開が期待されています。近い将来、LEDの光が驚くような成果をもたらす可能性もあります。切り替えだけでなくLED照明の発展や情報に注目しておいてください。

運営会社情報

株式会社新出光ファシリティーズ
URL:https://if.idex.co.jp/
【事業コンセプト】
「新エネルギー・省エネ・スマートエネルギー」関連事業について、
調査・計画・シミュレーション・設計・施工・メンテナンスまでの一貫したサービスを、
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